イチケイのカラス考察

「イチケイのカラス第2話」マラドーナの話から裁判官の面白さを考察します!

イチケイのカラス第2話マラドーナの話から裁判官の面白さについて考察します

2021年4月12日フジテレビ系列「イチケイのカラス」第2話が放送されましたね!

第2話登場したみちおのプチ講義?「マラドーナのが1986年のメキシコワールドカップで見せた神の手の話」も面白かったですね。

第1話の「浦島太郎の話」に続きこちらも、面白く学びありの何かに考えさせられるものとなっていました。

この話から「裁判官の面白さ」とは何かを考察していきたいと思います!

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マラドーナの話をおさらい

第1話、第2話と連続で描かれた、千鶴が夜中にみちおの部屋を訪れて裁判について抗議するシーン。※恒例のシーンになりそうですね。

そこで、千鶴は祖父母に育てられた生い立ちからどうしても出世しなければいけない合議制裁判を単独事件に切り替えて、自分を外してほしいと伝えます。

その、千鶴に対してみちおが語ったのがマラドーナの話です。

【マラドーナの神の手の誤審を行った審判】
※みちおのセリフの全文をどうぞ。
元アルゼンチン代表のマラドーナ。1986年FIFAワールドカップメキシコ大会準々決勝イングランド戦で決めた神の手ゴール。君はどう思う?甥っ子に聞かれてさ。ゴール前には上がったボールにマラドーナは手を使いヘディングのようにゴールを決めた。この試合を裁いた主審は後に言った。「副審はゴールを指していたし、自分からはハンドは見えなかった。それに会場にいた8万人も同じように気づかなかった。間違っていたのは僕一人だけじゃない。会場全体だよ」と。これ裁判に置き替えたら興味深いよね。マラドーナだけは真実を知っていた。僕ら真実を知っている被告人に判決を言い渡さなければならない。僕たちは被告人に裁かれているようで僕たちも裁かれている。裁判官の仕事面白いと思わない?こんな面白いこと抜けるなんて理解できないな~。

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裁判官の面白さとは何か?

このマラドーナの話から考察する裁判官の面白さのポイントを2つ紹介します!

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①唯一判決を下せるのは裁判官である

ドラマ内でみちおはここまで語っていませんでしたが、筆者は主審が誤審を認める以前に「間違っているのは自分だけでない」とその自分の判断の責任を放棄している事を引き合いに裁判官の面白さが表されている思いました。

マラドーナの神の手を誤審した裁判官の「8万人の観客も間違っていた。間違っていたのは自分だけではない」という言葉。

確かにそうかもしれませんが。

これは、主審としての言葉ではなく、間違った自分を正当化するだけの言葉です。いわば、試合の正当性を自分の判断一つで決められるという主審の醍醐味を放棄した言葉だという事です。

これは、裁判官も同じです。

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唯一公平に判決を下せる

検察が有罪の証拠を集めて起訴してようが、政治的な圧力が掛かろうが、世間が騒いでいようが判決は「裁判官のみが下せます。」

裁判官は「強すぎる正義感を持つ検察官」と「刑事裁判の有罪率99.9%という中で無力感に苛まれる弁護士」との間でどんな時もフラットに公平に判決を言い渡せるのです。

みちおは、保身に逃げようとする千鶴に対して「裁判官だけが手にしている判決という権利」を手放すのは勿体ないと神の手を生んだ誤審をした主審を引き合いに出して言っているのです。

②実は裁判官も裁かれている

こちらは、①よりすこし切り込んだ考察になるのですが、「裁判官も実は被告に裁かれている」とう面白さがあるのです。

みちおはこういっています「マラドーナ本人だけは真実を知っていた」

ここでいう、マラドーナとは被告人の事です。

日本の刑事裁判は99.9%有罪と言われるほど、起訴された時点で有罪が決まっているという事は過言ではありません。そこには、警察検察が裏をとり証拠を集めた上で起訴をしているという背景があるのも事実です。

しかし、「判決を下す裁判官」として唯一「真実を知っている被告人」を見ずにに行う事は実に勿体ない事です。

どんな裁判にも、「真実=正解」が隠されているからです。

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答えにたどりつける面白さ

「被告を裁く」という考えだけでなく「自分も真実を知っている被告に裁かれているのだ」という考えこそ、答えにたどりつけるのではないでしょうか。

第2話で、「無罪」を主張した深瀬瑤子(前田敦子さん)の姿をみて「にやりと笑います。」

これは、「真実にたどり着けるチャンスをもらったという」喜びです。駒沢部長の言葉にこうあります。

「被告人が無罪を主張すれば、より注意を払い冤罪を防ぐ事が出来ますからね」

裁判で大切な事は何より「冤罪」を防ぐ事。

そのために、第1審、第2審、第3審とこの国の裁判は行えるようになっているのです。

それは、1審の判決、2審の判決が間違っている可能性があるということ。

これは、被告だけでなく「裁判官」を守るための制度でもあるのかもしれません。

「イチケイのカラス」を見ていてそう思いました。もし、冤罪判決を下してしまえば一人の人間の人生を狂わせたという後悔に生涯苛まれます。

これこそ、まさに「裁判官も唯一真実を知っている被告に裁かれている」という事です。

だからこそ、唯一真実を見つける楽しさを感じられるのが「裁判官という仕事」なのだとみちおは伝えているんですね。

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間違えより大きな罪は認めないという事

みちおは「裁判官にとって一番やっていはいけない事は間違える事だ」と圧力をかけてくる香田に対してこう言います。

「裁判官だって間違える事はあります。でもそれ以上に大きな罪は間違いを認めないという事ではないでしょうか。誰しもが様々荷物を抱えて生きています。間違いを認めるというのはとても勇気がいります。しかし、我々は裁判官です。判決によって人の人生を左右することがあるだからこそ、間違えたときに我々はどう行動するべきなのか。それが大事だと私は考えます。」

この言葉は、マラドーナの神の手を誤審した主審に対する答えが出たシーンでもあります。

これは、裁判官としての話ですが、「間違えたときにどう行動するか」というのは裁判官だけの話ではありません。

もしかしたら真実は認めるというのは「並大抵のことではない」ですし「とてつもない勇気がいる事」かもしれません。

しかし、だからこそ「認めどう行動するかが大切なんだ」という事をイチケイのカラスはドラマを通して視聴者に伝えているのではないでしょうか。

それは、決して誰かの為だけの行動ではなく、自分のこれからの為です。

誰に何と言われようが「虐待をしていないと真実を主張し続けた被告が救われます。」そして間違いを認めなかった「香田裁判官に判決が下されます。」

「勇気」とは、「真実」を守り貫く事なのかもしれません。そして、それは「間違いは認めるという事と表裏一体です」。

「正義のため」と言った安っぽい言葉ではなく、みちおが導き出した判決そのものに「事実を事実として受け止める事」そんなことを教えられた気がします。

イチケイのカラス第2話も面白かったです。

これかがますます楽しみになりましたので、この辺りで締めたいと思います。

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