2021年4月クール土曜10時「コントが始まる」についてこのブログでは説明します。
今回はこれまで、順調に来ていた中浜里穂子(有村架純さん)の人生がなぜ崩れて大敗の中へと落ちていき少しずつ前を向いてきたのかを紹介していきます。
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Contents
順調な人生を歩んできた里穂子
まずは、これまで歩んできた里穂子の順調な人生を紹介します。
里穂子は昔から真面目で何でも器用にこなし、見るからに優等生と言う人生を過ごしてきました。
ちょいネタとして第5話では、高校時代華道部部長を務めて、全国2位になった輝かしい経歴を持っています。
大学を卒業後は、大手飲食メーカーに就職し順調な社会人生活を送っていたのですが、ある事がきっかけで里穂子は人生の大敗へと落ちていきます。
中浜里穂子の過去には何があった?
第3話「奇跡の水」で里穂子はマクベスそして妹のつむぎに自分の過去について語ります。
理穂子役の有村架純さんの15分に及ぶ独白シーンは、圧倒的な演技力で話題になりましたね。
「立ち飲み屋で昼から浴びるようにお酒飲んで、酔い潰れて、また公園で飲んで…。夜中、家に帰る途中にパソコンもスマホも入った鞄を川に投げ捨てて」
1話を検証したところ、里穂子は 公園でカップの日本酒「女酒」を 2本空けていました。川に投げ捨てた鞄は まだ 手元にあります。#コントが始まる pic.twitter.com/SJxBNiEpHi— ひぞっこ (@musicapiccolino) May 1, 2021
ちょっと話がそれてしまいましたが、里穂子の壮絶な過去の話で欠かせないのが「結婚しようと思っていた彼氏の存在」と「会社内でのトラブル」です。
それぞれ解説していきます!
他の人との結婚情報を調べられてた
物語の1年半前まだ社会人として順調に生活していた、里穂子は「結婚したいなと思える男性と付き合っていました。」
ここからは、里穂子のセリフで紹介しようと思います。
【彼氏に捨てられた里穂子】
付き合って半年してくらいの事です。結婚の話も出てたんです。
誠実そうな人だなと思ってたし、指輪の事とか式場の事とか一生懸命調べてたんですけど、仕事を辞めるちょっと前にその人とご飯を食べてたら「俺結婚するんだ」と言われて、「うん、私もそのつもり」ってのんきに答えてたら違う女性の名前が出てきて。
もちろん、ずーと一緒にいたいと思ってたんで一生懸命結婚の事とか調べてたんですけど、全部その女性と結婚するための下調べをやらされてたんです。
かわいそうです。なかなか壮絶です。
好きだった彼氏に捨てられた事がショックで仕事を辞めたんだって思っちゃいますよね。
マクベスの3人もそうだと思って「それで仕事辞めちゃったんだ」と言うんですが、ひょうひょうと「いやそれはまた別の話です。」と里穂子は言います。
もちろん「自分の人を見る目が無かったことに落ち込んだんですけど」そう言い仕事を辞めた理由をこう語っていくのです。
トラブルの責任を押し付けられる里穂子
仕事を辞めた理由も里穂子のセリフ全文にて紹介します!
ちょっと長いですが、後半部分は絞り出すように涙と一緒に語る里穂子の姿は胸が打たれるものがあります。
是非想像して読んでみてください。
【トラブルを押し付けられ仕事を辞めた理由】
自分で言うのもあれですけど、私言われた事は一生懸命やる方なんです。同じ部署の中で取引先とトラブルが発生した案件があって、困っているから助けて欲しいと言われて、私の出来る範囲内で協力しました。
そしたら、その取引先の苦情が直接私に来るようになって、いつの間にかその問題の最前線に立たされていました。
みんな、「お前しかいない。お前に任せた。感謝してる。」って口では言うんですけど、気が付けばそのトラブルの責任を私一人が背負わされている状態になってて。
私が投げ出した時点で、苦しい立場になる人が明確に分かってたので文句は言いだせませんでした。
でも、一番苦しかったのは責任を押し付けてきた人たちが裏でトラブルの責任を私のせいにしていて、いつの間にか社内で孤立していて。
付き合っていた人の事も想なんですけど、「私が頑張るからダメなのか。私の頑張り方がダメなのか」もうわから無くなっっちゃって。で、
ようやくトラブルがひと段落したところで、辞表を出してエレベーターを降りて外に出て。
立ち飲み屋で昼から浴びるようにお酒飲んで酔いつぶれて、また公園で飲んで。
夜中家に帰る途中にパソコンもスマホが入ったカバンを川に投げ捨てて、それから一か月間家から出られませんでした。
頑張る事が怖くなった
ここまでが、里穂子の壮絶な過去です。
里穂子は家に出れなくなってつむぎが助けてくれた。
もしつむぎが来てくれなかったら今頃どうなってたか分からないと言います。
それを見つめるつむぎの姿は、姉の心の声を初めて聴き動揺しているのかそれともおねぇちゃんは一人じゃないよと言ってるような感じに見えます。
そして、里穂子は続けて康太語るのでした
もし、つむぎが家に来てくれなかったら今頃どうなってたんでしょうね。
今はバイトが出来るようになるまで回復したんですけど。正直今でも頑張るのが怖くて、手を抜けるところは抜いているんです。
もう頑張って傷つくのが怖くて。
でも、寂しいんですよね。何かを頑張ろうとする気持ちを抑える日が来るなんて思ってなかったですし、頑張らなくて良い方を選択したことなんてなかったんで。
こんなはずじゃなかったのになって。
いかがでしょうか。
「頑張らない選択をする事が寂しい」
この言葉に何かを感じた人もきっといるはずです。
傷ついた里穂子の支えになったもの
マクベスのそうですが「頑張ったから」といって人生はいい方向に行くとは限らないですよね。
むしろ、傷は増えていくかもしれません。その時人はどうすればよいのでしょうか。
きっと、里穂子のように少しずつ傷を癒していくしか方法はないのかもしれません。
そしてそれはきっと一人ではできない。
里穂子にはつむぎがいてマクベスと言う存在に出会う事で少しずつ前を向けるようになってきます。
第8話では、潤平の彼女奈津美の助けもあり就職したい企業の2次面接まで進みます。
そこで、企業を選んだ決め手について同じく道を迷っている春斗聞かれてこう答えています。
受付においてあった生け花を見て、この会社には花を好きでいてくれる人がいるんだなと思った。それだけで安心できるんです。
理由なんてそれくらいシンプルでいいと思うんです。動けずに何もしてないより大分ましですから。
傷つけられた社会に、戻る理由なんてシンプルで良いじゃないですかと春斗に言う里穂子の姿はどこか清々しく復活しているように見えます。
どんなに傷ついたってきっと時間と周りの支えがあれば修復されて、傷つく前よりすこしだけ大きくそして優しくなれるんだなと里穂子の姿を見て思います。
どうでしたか、里穂子の過去にそれぞれ何かを感じたと思います。
里穂子を演じる有村架純さんの「一言一言自分の中にある過去を整理しながら、外に吐き出していくような語り」は本当に見るものを圧倒するものがありました。
有村架純さん里穂子を演じてくれて本当にありがとうという気持ちになります。
里穂子の過去をもう一度見たい人
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月額料金 | 1,026円(税込み) |
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