2021年4月クールフジテレビ月9の「イチケイのカラス」大人気ですね!
その証拠に、第1話で最高視聴率13%超えという現在の民放ではありえない大ヒットを記録し第6話が終わった今でも10%超えをキープと大成功しているドラマです。
既に、続編や映画化かの声が上がっていると言われています。
しかし、漫画雑誌モーニングで連載されていた原作「イチケイのカラス」(著:浅見理都さん)は4巻の発売で打ち切りになっているようです!
この記事ではその理由をドラマとの違いも紹介しながら解説します。
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https://twitter.com/ichikeinokarasu/status/1333297546790195201?s=20
Contents
原作イチケイのカラスの打ち切り理由は?
ドラマ「イチケイのカラス」同様、原作も刑事裁判官を主人公とした物語りとなっています。
漫画雑誌モーニングにて2018年5月に第1話の連載が開始しましたがそこから1年弱で「打ち切り」を迎え、単行本は全4巻で終わっています。
原作にはコアなファンも多く、SNSでは好意的なコメントも沢山あったのですがモーニング内でのランキングが下がり打ち切りとなりました。
イチケイのカラス、どんどん掲載順が下がってOL進化論の前。面白いのに、地味なのかなあ。打ち切りになりそうで残念だ。八百森のエリーも心配
— 前田 郷介 (@bohemiyan) August 5, 2018
「打ち切り理由①」万人受けしないから
打ち切りの理由として、最も言われているのが法廷を舞台とし今までになかった裁判官を主人公とする物語はどうしても「難しい言葉」や「難しい法律」が出てきますので、一般の読者には受けなかったのでは?と言われています。

【モーニング:イチケイのカラス第2巻:著浅見理都】
裁判官の日常を分かりやすく、一般の人の生活の中の一部として感じられるような作品にはなっていますが、どうしても法廷での話は難しくならざるおえないため結果的に万人受けしなかったのだろうと思います。
「打ち切り理由②」大どんでん返しがない
ドラマファンの人は分かると思いますが、ドラマでは毎回裁判官主導での調査(職権発動)で事件の真相が明るみになり判決が下されます。
中には、隠された真実が暴かれ幾ばくか含まれているミステリー要素も楽しさの一つですよね。
しかし、原作「イチケイのカラス」ではあくまで“人を裁くという事”“裁判官の在り方”にスポットライトを当てているため、「大どんでん返し」のようなワクワクするような展開はそこまで描かれていません。
その分、入間みちおや坂間真平(ドラマでは坂間千鶴)、井出検事、駒沢部長、裁判に係わる人たちがとして人を裁くという事に真摯に向き合っていく様子が丁寧に描かれています。それが本当に胸熱です!それこそが、原作に“コアなファン”が多くいる理由です。

【モーニング:イチケイのカラス第2巻:著浅見理都】
もちろん、ドラマのように職権発動を行い真実を明らかにしていくのは変わりませんが、焦点の当て方に若干の違いがあるのです。
※竹野内豊さん演じる入間みちおが毎回法談を下り被告に話しかけるシーンは、やり方は違えど原作のみちおの血が流れていると思います。
原作と実写ドラマ版の違いは主人公
ドラマ版のファンの人向けに、原作と実写ドラマ版の違いを紹介していきます。
【イチケイのカラス原作とドラマの違い】
- 坂間千鶴の性別が違う
- 原作と主人公が違う
①原作で坂間千鶴は男

【モーニング:イチケイのカラス第1巻:著浅見理都】
まず、一つ目の大きな違いは黒木華さん演じる坂間千鶴が原作では男であるという事です。※添付画像が坂間真平です。
正確は性別が違えど、同じで堅物裁判官ですが駒沢部長や入間みちおの影響で徐々に裁判への関わり方が変わってきます。
月9ドラマと言えばヒロインですよね。なので、大胆に坂間真平を坂間千鶴と性別に変えた事がドラマの大ヒットに繋がっていると思います。
②原作では主人公が違う

【モーニング:イチケイのカラス第1巻:著浅見理都】
ドラマ版では竹野内豊さんがイケメンで、緩い空気をまとった裁判官入間みちおを主人公として演じていて、とてもカッコイイですが、実は原作で主人公となるのは、先ほど紹介した坂間真平です。
ドラマ版の坂間千鶴が実は原作では主人公です。
なので、ドラマ版のように石倉文太から坂間千鶴への恋心やみちおと千鶴の恋の行方などそういったサイドストーリーがあまりない事も原作の打ち切りに繋がった可能性はあります。
ちなみに、添付画像はドラマ版の入間みちおです。
ドラマ版ではカラス激熱大逆転の展開へ
原作「イチケイのカラス」では、みちおが刑事弁護士を辞めて刑事裁判官となった過去が描かれ、「裁判官は何と闘うべき」なのかという答えを読者に委ねる展開で終わります。
そこで、描かれているみちおが刑事弁護士を辞めた理由はドラマ版第6話で描かれたように、裁判官の手によって阻まれ被告を救えなかったというつらい過去が原因です。
https://twitter.com/2004aiboutigers/status/1391741564142055431?s=20
この国の司法を裁く展開はオリジナル
しかし、原作ではみちおが裁判官となるきっかけとなった裁判を担当した裁判官は一裁判官としか描かれていません。
ドラマ版では最高裁判事長日高、中森検察次長、オメガ税理士会計事務所、東丸電気など一見接点のなかった者たちが12年前の事件と、大きく関わっているという事が分かり、ここからみちおはじめイチケイメンバーが”この国の司法を裁く”とう激熱な展開になっていきます。
日高を慕っている、坂間千鶴が真実を知るために奮闘しこの国の司法の権化である最高裁判事日高を追い詰めていくと考えると、胸が苦しいようなワクワクするような感じがしますね。
これからドラマ版「イチケイのカラス」では”開かずの間が開き真実が明らかになる”というみちおの言葉の通り、予想だにしない結末へと向かっていきますので、まだ全部を見れていない人も是非間に合いますので見直してみてください。
イチケイのカラス全話見逃し配信
ドラマイチケイのカラスはFODプレミアムで全話見逃し配信を行っています!
2週間の無料トライアル期間を使えば無料で視聴できますし、原作漫画イチケイのカラスもFODプレミアムでは配信していますので、どちらも楽しめます。
どちらの面白さもありますのでどっちのファンでもある筆者としてはぜひ見て欲しい作品です。

月額料金 | 976円(税込) |
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見放題作品 | 50,000本以上 |
無料トライアル期間 | 14日間(2週間) |
ダウンロード再生 | 不可 |