イチケイのカラス考察

「イチケイのカラス」ラスボス登場どうなった!?最終回の結末を考察します!

イチケイのカラス最終回とこのドラマが伝えたかった事

2021年4月期月9「イチケイのカラス」がついに最終回を迎えましたね!

途中7話でまさかの「最終回?」と思える日高との対決がありましたが、30分拡大スペシャルの最終回は本当のラスボスが登場しました。

最高裁判事局長香田、財務大臣この国の法に立ち向かったみちお、そしてイチケイメンバーの最後の戦いを紹介していきます。

気になるみちおの今後についても、紹介していますので最後まで見てくださいね。

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最終回に向かう前回のあらすじ

前回第10話の、ホームレス投石事件の話ではみちおが中卒である理由が語られましたね。

なぜ、みちおが真実にこだわるのか、人を罪から解放して救うというのがどういうことなのかが分かりました。

そして、事件の中である大物政治家が東丸電気の事件に関わっている事が示唆され、いよいよ最終回の敵の姿が浮き彫りになってきました。

みちおの解任も近づいている

ラストでは、かつての敵で自分の身を挺して真実を公表した元最高裁判事局長で坂間千鶴の師でもある日高から、「10年の地方裁判官としての契約が切れる」と伝えられたみちお。

通常、問題のある裁判官以外はほとんど再任されるのですが散々最高裁事務局にたてついていた入間みちおはその可能性が低いです。

そのため、ラスボスとの事件の真実が暴かれるまでの残された猶予でイチケイメンバーがどう立ち向かっていくのか!

そんなところで前回は終わりです。

「イチケイのカラス」第10話名言

最終回のラスボスは国家

最後のイチケイの事件の黒幕にいたのは「国家」です。

千鶴が劇中で語っていたように、「政治が真実を捻じ曲げる。それは司法は許さない」と言う言葉の通り、見事な戦いでしたね。

一つ一つ丁寧に考察していきますので、是非読んでいってみてください。

点と点が繋がる3つの出来事

今回の事件の争点は「違法労働」があったのかどうかです。

それを巡って、「大学生が起こした自転車事故」「鷹和建設が起こした死亡者が出た崩落事故」そして、事故が起こった物件であるTOKYO SCRAMBLE CITYの建設を指示していた衆議院議員の安斉高臣の三つの点が重なっていきます。

①大学生が起こした自転車事故

三つの点の一つとして挙げられるのが「競輪部の大学生が夜の自主練の途中」に起こした、自転車事故です。

夜の坂道そして、左側通行を守らずに走行し角を右折したところで旅行帰りの家族に衝突。そのまま、母親に抱えられていた7歳の向井愛ちゃんが大けがを負い意識不明の重体となりました。

大学生の証言は、左側通行を守っていたが工事用のライトに視界を遮られたことに加え設置されていたガードフェンスが建てられており、右側を走るしかなかったと食い違った証言をします。

検察の調べでは一切工事の記録が無いのです。

②鷹和建設の崩落死亡事故

二つ目の点は、千鶴が担当している鷹和建設の崩落死亡事故です。

事故の現場となったのは、日本最大の複合施設「TOKYO SCRAMBEL CITY」の地下鉄工事の「業務上過失致死傷」です。

この事件では、元請けである鷹和建設の下請けであるイバタ工業の現場監督本庄昭が死亡しています。

事故責任者としてなっていたのは鷹和建設の青柳健作、イバタ工業の現場監督本庄昭でしたが死亡により責任を免れました。

③衆議院議員の安斉高臣

そして、大きな事件へと繋がる最後の点は衆議院議員の安斉高臣の登場です。

鷹和建設が請け負っている「TOKYO SCRAMBLE CITY」の建設を立案し実行していたプロジェクトリーダーとなっていたのが衆議院議員の安斉康夫の息子高臣です。

鷹和建設の崩落事故は説明した通り、死亡した本庄昭が監督責任とされています。

この三つの点が繋がり、「現場の違法工事があったのか、過重労働があったのか、圧力により隠されているのか」の可能性が浮上してくるのです。

「イチケイのカラス」最終回名言10選

真実を暴くことに躊躇するみちお

この三つの事件が繋がる可能性が出てきた時に、イチケイメンバーはどんな問題が起ろうと真実を暴こうと当然動き始めます。

しかし、なぜか躊躇しているみちお。

「いつも通りですよね。」と念を押す千鶴に押され再度現場検証を行う事になるのです。

圧力を掛けられるみちおが躊躇していた訳は?

事件の真実を暴くため調査していたイチケイメンバーですが、安斉高臣の秘書である田之上に圧力を掛けます。

「これだけ疑いをかけて何もなかったら済まされない」

この言葉を聞いた千鶴と文太は「この人に圧力は効かない。これまでそんなことに屈したことはない」と啖呵を切ります。

しかし、当のみちお本人は浮かない顔です。

これまでも鷹和建設の弁護を務めていて江原弁護士にも脅しを受けた時もそうでした。

また、千鶴に「これまで通りですよね。」と言われ現場検証をする事になったときにもいつものようなキレがありませんでした。

みんなを守るために躊躇していた

みちおの躊躇する姿をみて、「再任」について気にして保身に走っていると思い千鶴は問質します。

しかし、それを「駒沢部長」がこう言いいさなめます。

「入間君は自分の保身のためにこうしてるんじゃなくて、坂間さんや私みんなのためにこうしてるのです」と言います。

みちおはこの大きな事件に国家が関わっている事を知り、自分がいなくなったあとみんなが大好きな仕事を続けられなくなる。

それを思って、みちおは躊躇していたのです。

そんなみちおに、千鶴にこういうのです。

「入間さんに、真実を追い求める事を教えてもらったんです。どんなことになろうとも、最初から覚悟はできてます。みなさんもそうです。」

そして、イチケイメンバーは一致団結して事件解決へと向かうのです。

過重労働はあったのか?

冒頭でも述べた通り、この事件の論点は「違法労働・過重労働」があったのか?と言う点です。

元請けである鷹和建設は死亡した本庄昭にすべてを押し付け、「違法労働・過重労働」はなかったと主張します。

断固過重労働はない姿勢を貫く

本庄昭の母の主張から、違法労働があり崩落事故が起きたと考えたイチケイメンバーは、現場作業員20名を法廷に呼び出したり、労働基準監督署へいき過重労働の連絡が無かったかを確認が無かったのかを、確認しに行きます。

現場作業員20名は、鷹和建設の社長からの緘口令(かんこうれい)により「過重労働はなかった」と主張します。

労働基準監督署もまた、連絡はあったが「本庄昭」による嫌がらせだと取り持ってくれません。

論点である「過重労働・違法労働」の証拠を掴めぬまま審理は続いていきます。

5歳の男の子の勇気ある発言

この事件を解決に導いたのは、本庄昭の息子で5歳のあゆむ君です。

みちおは、もう一人真実を知っている人がいると、千鶴と二人であゆむ君のところに会いに行くのでした。

ジャスティスヒーロ―

あゆむ君にお父さんの様子を聞く、千鶴とみちお。

朝早くから、仕事に行き夜遅くまで帰ってこない父親とあゆむ君は会えないため交換日記でコミュニケーションをとっていたという事を教えてもらいます。

そして、その交換日記にはこう書かれていました。

「あゆむのおかげで、間違った事を間違っているという勇気がもてたどうもありがとう。」

これが、違法労働・過重労働があった証拠になると確信したみちおはこれを書いた日の夜に合った事をあゆむ君に尋ねるのでした。

勇気をくれてありがとうあゆむ

ある夜、寝ているあゆむの頭をなでる本庄昭。

あゆむは起きて、「お父さんないてるの?」と問いかけます。

「勇気が無いんだ、間違っている事を間違っているという勇気が。女の子が自転車とぶつかって大けがをした。」

これは、大学生が起こした自転車事故の事。

深夜に違法である工事を行い、女の子が意識不明の重体になってしまった事件。

「お父さん、勇気を上げる。」

あゆむ君はそう言って、漫画の中でジャスティスヒーロ―が行っているようにこぶしを作り自分の胸を二回叩いた後に手のひらをお父さんの胸に当てのです。

「イチケイのカラス」みちおが中卒の理由?

心が痛い。それは死んでいない証拠だ。

「心が痛い。それは死んでない証拠だ。その心が君を強くする。」

ジャスティスヒーロ―の決め言葉のように、お父さんが死んだことの胸の痛みを持って法廷で証言するあゆむ君。

そこには、もちろん「真実を暴きたいんだ君も一緒に戦ってくれないかな」と言ったみちおの姿があります。

この心の痛みは「お父さんはまだ生きているという」あゆむ君の叫びです。

そして、その叫びに呼応するように事件は解決へと向かってくのでした。

誇りを取り戻すために

この、あゆむ君の証言を法廷で聞いたみちおは、そこに来ていた衆議院議員安斉、その秘書田之上、そして鷹和建設の社長tお人事部長の原口、イワタ工業の作業員にこういうのです。

真実を捻じ曲げる事でどれだけ苦しむのか

「裁判は誰のためにあるのか、裁判は常に平等ですべての人の為にあるのです。司法は絶対に真実を捻じ曲げない。

だからこそ、人は安心して生活が送れる。今回は佐々岡陽介さん(大学生)は自転車事故を起こしてしまったのか。

本庄昭さんはなぜ命を落とさなければいけなかったのか。裁かれる人間はだれか。

想像してください。合った事を無かったことにしたらどれだけの人が傷つくことになるのか。

想像してください。合った事を無かったことにしてどれだけの苦しみを抱えて生きていく事になるのか。

想像してください。勇気を出して一歩踏み出して失わずに済むものを。

何のために誰のために働くのか。少なくとも自分の人生に誇りをもって生きていけるのではないでしょうか。

それは、本庄あゆむ君からもらったはずです。」

この言葉を聞いて、イワタ工業の全員と鷹和建設の人事部部長原口が手を上げるのです。

鷹和建設の隠ぺいと国の圧力

代表して、鷹和建設の人事部長原口が証言するといいます。

その内容は、違法労働、過重労働の連絡が本庄昭氏から直接訴えがありました。

違法労働で自転車事故が起きた、それにもうみんな限界だ。このままでは大変な事が起きるかもしれない。

本庄氏は業務上の過失など犯しおらず、事故が起きてしまった。それを社長からの指示で自分が過失で処理をしたと。

裁判長ありがとうございました。これで誇りを失わずに済む。

現代の政治家を映しているような安斉

鷹和建設の隠ぺいで幕を閉じた今回の事件。

しかし、そこへ安斉高臣を通して圧力がかかっていたことは言うまでもありません。

裁判後、そんな安斉を検察が問い詰めますがまさかの展開へとなっていきます。

秘書と父親が起こしたことに

「鷹和建設が脱税した資金が、高臣の父親安斉康夫の政治資金団体に流れていたことが分かりました。勿つもたれずの関係だったのですね。」

出世を果たした、城島検事が問い詰めます。

しかし、それをやったのは自分だと言ったのは「秘書の田之上」でした。

その事に対して、井出がこういいます。

「全て分かっていたうえで見て見ぬふりをしていたのではないですか。もしくはそうなるよう暗に働きかけた。」

それに対して、それは罪ではないと堂々と言う安斉高臣。

昨今長い間、森友事件を少し思い出したのは私だけではないはず。

知りません。秘書がやった、現代にはびこる政治家の常套句、真実を捻じ曲げている行為への批判もしくは皮肉がこのシーンには込められていると思います。

最終的にみちおはどうなった?

地方裁判官としての任期がおわったみちおは、クビになってしまいます。

それに対して、最高裁判事局長香田に対して千鶴は抗議しに行くのでした。

「イチケイのカラス」みちおの甥っ子(武井壮)の話が深い

千鶴をかばって辞めていったみちお

入間君は正しい裁判を行うが、問題がありすぎる。

千鶴の抗議にこう答え、本来赤字解消で配属されたのにも関われず、入間を助長するような動き、本来君も処分の対象だった。

しかし、入間君からのつ用意要望があって、「責任は全て自分のにあり、千鶴の責任はない、千鶴がどんな裁判官になるのかが楽しみ」だと言っていたと伝えるのです。

それでも食い下がらない千鶴は再度、抗議しに行きこう問いかけるのでした「裁判官にとって大切な事は何だと思いますか?」

一番良い答えを決める事

「組織運営において、赤字を出さない事。もちろんそれも大事な事だと思います。しかし、最も大事な事は”話を聞いて聞いて聞いて一番良い答えを出す事”」

初めて出会ったみちおに言われた言葉を言うのでした。

そして、「私の方が見てみたい裁判官としての入間みちおを。お願いします今一度ご検討を」

まさに、千鶴がイチケイのカラスとなった瞬間でした。

熊本に配属になったみちお

千鶴の抗議と時同じくして、検察、イチケイメンバーが香田のところにやってきます。

一度裁判官を除籍させられていた息子の総一郎が復帰する事を引き合いに、みちおが辞めさせられるのがおかしいと抗議。

そして、みちおはクビはその場で無くなります。

一人野球場で待ちぼうけしていたみちおに千鶴は電話を掛けこういうのでした。

「寒いのと、暑いの、どっちが良いですか?」

暑いのと答えたみちおは、熊本地方裁判所へと異動する事となったのです。

私はイチケイのカラスになります

熊本に言ったみちおに対して、千鶴は電話を掛け「温情人事を無駄にせず、常識の範囲内で行うんですよ、といつもの説教を始めます。」

「ストップ!ストップ!」とみちおは言い、「そっちも約束守ってよ」と言うのでした。

「はい、私はイチケイのカラスになります。」

そう答えて、イチケイのカラスは幕を閉じたのです。

イチケイのカラスが伝えたかった事

全11話全編を通して、イチケイのカラスが伝えたかった事は「どうすれば自由になれるのか、そしてどうすれば他人を自分を救えるのか」という事だったと思います。

これまでの事件んで何度も「真実を暴く方が不幸になる人がいるかもしれない」という事件でもみちおは真実を追求してきました。

最後には真実を持って被告、嘘を付いている人間、そしてそれを支える人間に光を当ててきました。

一見目をそむけたくなる真実であっても「嘘を付き続ける辛さ」を抱える事の方がよっぽど辛いというみちおの思いがあったのです。

それは、視聴者私たちもそうですよね。

一度下ろし損ねた荷物、十字架のように背負って生きていかなければならない。

犯罪と言う失敗を犯しその重すぎる十字架を背負ってしまった犯人もしくはそこに関わる真実を知った人間が、それを下ろす事が出来る最後の希望が裁判で在り、裁判官なのです。

これまでスポットライトが当たらなかった裁判官と言う職業に、新たな光を当ててくれたイチケイのカラス、入間みちお。

彼らが伝えたかった「嘘の重さと、真実の自由さ」を忘れずに生きていたいですね。

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